【鶴見】6/25(火)コミュニケーションプログラム

こんにちは。にじ鶴見です。

6/25は詰め替えの日だとの事です。
1974(昭和49)年6月25日、 第1次オイルショックによる原材料高騰の最中、打開策の一環として
株式会社ちふれ化粧品が初めて詰め替え化粧品を発売したことを受けて、化粧品の開発や販売などを手がける同社が記念日に制定。
今ではシャンプーもハンドソープも柔軟剤も使用頻度の高い液体の日用品は詰め替えタイプがあるのが主流となっていますね。
ちふれが初めて詰め替え化粧品を発売したんですね。知らなかったです。
私は柔軟剤はファーファのものが安くて香りも好きなので使用しているのですが、
詰め替えを売っている所は多く見かけても本体を売っている所が少なくて困っています。
詰め替えの方を多く販売していても本体を売っている所が少ないのも困りものですね。
何事もバランスが大切ですね。

さて、6/25のにじ鶴見はコミュニケーションのプログラムを行いました。
今日は10枚の絵を見て画家が何を表現したかったのかをみなさんに考えてもらいました。
絵に答えがあるわけではないので、自由な発想力でこうなのではないか?というのを意見してもらい、
みなさんで意見交換をしようという意図で、コミュニケーションのプログラムを開催しました。

まずは「ソクラテスの死」というタイトルの絵画。
中央に有名な哲学者のソクラテスがいてその周りに人々が囲っていて、
ソクラテスの死を悲しんでいます。
死んだはずのソクラテスは弟子のプラトンよりもなぜか若々しく、人差し指を天に掲げています。
この絵は魂の不滅を表したかったのでしょうか。

それから「白の上の白」というタイトルの絵画。
本当に白の上に白の正方形の四角が描いてあるのみの絵画です。
この白の四角の中にみなさんは何を入れますか?と聞いてみました。
するとまた小さい白の正方形をその中に入れてマトリョーシカのようにするという事や
りんごやお弁当箱を入れたいという意見が出ました。
みなさん中に入れたいものは人それぞれ違うんですね。
とてもシンプルな絵でしたが、シンプルな絵がゆえに色々な想像が広がって行き
哲学的な面白い意見を聞く事が出来たなと感じました。

そしてドガの描いた「マネとマネ夫人像」。
なぜかマネ夫人像の箇所のみ真っ二つに切り取られているんです。
これはドガからマネにプレゼントした絵画だったのですが、
マネがマネ夫人の顔が気に入らずに切り取り、ドガに突き返したようです。
ドガはこれを見て大ショック。
キャンパスを継ぎ足したものの、描き直す気が起こらなかったようです。
そのまま残っているので、切り取られたままになっているというとても斬新な絵画となりました。
こんな事件があったのにもかかわらず、2人は生涯良きライバル関係を続けたとの事です。
この絵からは切り取られたマネ夫人の箇所には何が描かれていたのだろう?
ピアノを弾いている?など色々な意見が飛び出しました。

最後にマネの「自画像」について討論をしてもらいました。
マネは2点しか自画像を描いていないそうです。
画家はなぜ自画像を描くのか、なぜマネは2点しか描かなかったのかなど考えてもらいました。
すると画家が自画像を描くのはナルシストだからなのではないか、
モデルを使用するよりも自画像を描く方がコストもかからずすぐに描きやすいからという意見や
マネの自画像は2点しかないのはたくさん描いてしまうと希少価値が下がるからという意見、
晩年に描かれたという事で、死を予感し、自分とは何かを確認するために
描いたのではないかという様々な意見がここでも飛び出しました。
生きるとは何か?という事を深く考えさせられた絵画だと感じました。

来月もコミュニケーションのプログラムを開催します。
7/22(月)を予定しています。
是非ご参加下さい。

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