就職活動

企業との実習や面接の手配や同行をし、適切なアドバイスを行います。就職したあとも連携をとり定着した就労になるよう支援をします。

就職活動イメージ図

支援者(就労移行の利用)がいる場合の障害者雇用での就職活動と、支援者のいない場合の就職活動では、企業の受け取り方が違うため、支援者がいる中での就職活動の方が圧倒的に有利になります。

就職後の支援

就職した後に大事になるのが、その職場で長く勤めていくことです。
しかし、不安も大きく出てくるはずです。

  • 職場で人間関係がうまくいかなかったら・・・
  • 自分に本当に向いている仕事か・・・
  • 行き詰まったときどうしよう・・・等々

そんな時に利用出来るのが、にじの定着支援です。
最長3年間の定着支援制度があり、何か悩みや不安なことがあったら、
いつでもにじのスタッフで対応いたします。

就職後の支援イメージ図

企業へ言いづらいようなことも、にじから企業側へお伝えしたり相談をすることが可能となります。

目的

利用者の余暇の過ごし方や息抜き、ストレス発散が出来る趣味を見つけたり、就職後もより良い生活となるきっかけ作りを目的とし、通常訓練が終了したあとの1時間を使って、サークル活動を始める運びとなりました。

内容

  • コミュニケーションゲーム研究会

    コミュニケーション
    ゲーム研究会

    会話を楽しむ・雑談の話題・会社での人間関係作り等

  • 料理研究会

    料理研究会

    節約料理や時短料理等

  • 美ボディ部

    美ボディ部

    筋トレ・ヨガ・体力作り等

  • 女子力アップ部

    女子力アップ部

    印象の良いメイク・髪型・服装・言葉使い・所作等

などなど・・・その他にも
「こんなサークルが作りたい!」「最近こんなものに興味がある!」
というご提案がございましたら、是非にじグループまで☆
みなさん奮ってご参加の程よろしくお願い申し上げます。

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にじを巣立っていった先輩たちの声をご紹介します!

女性利用者イメージ

女性 Y・Kさん

支援員さんからの多くのアドバイスをもらうことで、
全てに対して消極的だったのが、だんだん前向きに考えられるようになり、
充実して過ごせるようになりました。

初めはハローワークに登録して就職活動を始めましたが、うまくいかず途方に暮れていたところ、自宅のポストにパンフレットが入っており就労移行に興味を持ちました。

さっそく、中部すこやかセンターに相談し「にじ」に見学・体験に行くことに。

就労移行に対して固いイメージがあったのですが「にじ」は事業所全体がとても明るく和やかな雰囲気で、ここでなら就職に向けて続けて通えそうな気がして、すぐに通所を始めました。

通い始めたころは、昼夜逆転の影響で起床できずに昼過ぎに通所するのがやっとでした。
支援員さんからは、就職に生活習慣を安定させることの大事さを根気強く指導していただき、日々生活習慣の改善に取り組みました。

「にじ」ではSST・ビジネスマナー・パソコン講座・グループディスカッションなどの就職活動に直結するプログラムの他、ウォーキング・ヨガ・外出イベント・英会話などの多様なプログラムがあり通所するのが楽しみな日も多くありました。

また、なにより障害を持ちながらも「就職」という同じ目標を持つ仲間と一緒に訓練に取り組むことや、支援員さんからの多くのアドバイスをもらうことで、全てに対して消極的だったのが、だんだん前向きに考えられるようになり充実して過ごせるようになりました。

おかげで朝からの通所、就職活動も出来るようになり内定をもらうことが出来ました。
「にじ」での生活指導・訓練は決して楽なものではないものも多くありましたが、こうやって乗り越えられたのは支援員さんが日々、粘り強く指導してくれたこと、どんな小さな悩み事でも相談に乗ってくれたことが大きいと感じています。

今は、ここで得た困難にも挫けず前向きに取り組む姿勢を忘れずに、これからの社会生活を過ごしていきたいと思っています。

女性利用者イメージ

21歳女性 Aさん

こんな私にもスタッフさんや利用者の皆さんが優しく接してくれたおかげで
上手く人とコミュニケーションをとることが出来ました。

私は3年間近くにじ中野坂上に通い、たくさんのことを学びました。入ったばかりの私はとても人見知りで周りの皆さんとコミュニケーションを取ることがなかなか出来ませんでした。
だけどこんな私にもスタッフさんや利用者の皆さんが優しく接してくれたおかげで上手く人とコミュニケーションをとることが出来ました。

その他に
就職に役立つパソコン講座、ビジネスマナー講座、SSTなども受けて社会の正しいマナーを学び就職に身につけることが出来ました。

男性利用者イメージ

35歳 男性

僕にとっては何気ない雑談が、職員さんにとっては利用者の体調を把握する
バロメーターだったことに気が付きました。。

僕がにじに通うことになったきっかけは、前職でなかなか職場に馴染めず症状が悪化し退職したことでひきこもりがちになっていたところ、主治医ににじを勧めていただき、一度話しを聞いてみようと問い合わせをしました。当日とても緊張していたのですが、話を聞いてくれたスタッフさんにとても親切に接して頂き、質問にもしっかりお答えいただき信頼できる場所だと感じました。
体験実習をすることになり、事業所や他の利用者さんの雰囲気を見て、本当についていけるだろうかと不安になったのですが、自分にも通いやすいよう対策を考えてくださり、主治医の勧めということもあり、利用を決めました。

実際に通所を始めてから毎日楽しく、にじに通うのが楽しみになった頃、久しぶりに会った親に「何かいいことでもあった?」「すごい顔色が良くなったね」「明るい表情になった」と言われました。
一層やる気を出し訓練に力を入れようとした時に、職員さんに「頑張りすぎだから少しペースを落としましょう」と言われました。そのことに納得がいかなかった僕は、職員さんの忠告を聞かずに資格学習を更に頑張りました。しかし、職員さんの言うとおり、頑張りすぎで僕は体調を崩しました。

その時に、僕にとっては何気ない雑談が、職員さんにとっては利用者の体調を把握するバロメーターだったことに気が付きました。「また少し戻ってゆっくりと着実に進んでいきましょう」という職員さんの言葉に支えられ、就職活動にいたるまでの全1年半、楽しいことや苦しいこと、嬉しいことや悲しいこと、もうにじを辞めてしまおうと思ったことも何度もありましたが、そのたびに同じ利用者や職員さんの励ましやアドバイスを受け、自分に自信をつけながら理想とする未来に一歩ずつ進んでいくことが出来ました。

今就職をして半年ほどになりましたが、少しのことでは動じず職場の環境についていくことが出来ていると感じています。これから何があるかはわかりませんが、本当にどうしようもない状況になったときは、関係性も深いにじの定着支援を利用し、今後も自分自身を向上していきたいと思っています。

男性利用者イメージ

40歳 男性

これから毎日積み上げていくことの大切さを信じて、役所の方やにじの職員さんに
支えられながら、定着した就労を目指していきたいと思っています。

僕はにじに通い始めてから半年程で自信がついてきた頃、就職が決まりました。
焦りを感じていたことと力試しをしたくなり、自分で面接を何社か申し込み、内定をもらうことが出来ました。しかし実はにじの就労担当から「まだ就職の段階ではない」と就職活動を止められていたのですが、なんだか自分の考えが認められた気分になりとても歓喜したことを今でも覚えています。
2週間後に入社日が決まり、にじのスタッフから「もう戻ってくることがないようにしっかり仕事に励んでくださいね」と背中を押してもらい、特に不安もなく初日を迎えました。しかし、現実は自分が考えているほど甘くありませんでした。

フルタイムの通勤は思ったより体力を使い、仕事の内容は精神面でかなりしんどいものがありました。
自分で思っているほど職場でのコミュニケーションも上手くいかず、密かに内に秘めていたプライドもズタズタにされた気分でした。そして会社に行ける体調ではなくなり、1ヶ月程で退職を申し出ました。

家に帰り、誰もいない部屋の中で一人心の底から思ったのは、(あの時就労担当の言葉に耳を傾けておけばよかった。)反対を押し切り勝手に就職した僕に、もうにじに帰ってくることがないように、と温かく送り出してくれたにじの職員に申し訳ない気持ちで一杯で、更に自分を責める日が続きました。

昼夜逆転が続き元の生活に戻ってしまっていたある日、にじから連絡が入りました。就労担当のスタッフでした。最近の近況をお伝えし、にじに戻りたいことを告げると、もう少し要望を低くしハローワーク等を利用し自力で再就職を目指したらどうかとアドバイスをもらい、それでもどうしようもなく手助けが必要と感じたらまた戻っておいでとの言葉をもらいました。
しかし、仕事が続かなかった要因は自分の中で、にじにきちんと毎日通えてなかったにも関わらずプログラムにもあまり参加せず、自分は優秀であると鷹をくくり勝手に就職活動を始めてしまったことにあるとはっきりと理解していました。そのことを役所の方に伝え、またにじに通所出来ることになり、辛くても毎日の通所を心掛け、苦手なプログラムにも出来るだけ参加をするようにしたら、今までの生活をしていたら知らなかったこと、気が付かなかったことに色々気付かされました。

なんてもったいない時間を過ごしていたのだろうと痛感し、人の意見を聞き入れることの大切さに気付きました。僕は今はまだ就職活動の段階ではないことを自覚することが出来ています。
これから毎日積み上げていくことの大切さを信じて、役所の方やにじの職員さんに支えられながら、定着した就労を目指していきたいと思っています。

にじの利用者にQ&Aコーナー

利用者Aさん

現在どんなことに取り組まれていますか?

事務PCスキルトレーニング

目指している職種を教えてください?

事務職

利用頻度はどれくらいですか?

週3⇒現在週5

就職活動への意気込み

あと半年くらいで就職活動を始めたいと思っているので、それまでに思い残すことがないよう資格取得に励み、プログラムへの参加も積極的にし協調性やコミュニケーション力を養っていきたいと思います!

利用者Bさん

現在どんなことに取り組まれていますか?

資格取得(MOS、ビジネスマナー検定)

目指している職種を教えてください?

決まっていません。次回の適性検査を受けてから、支援員さんと話し合いをする予定です。

利用頻度はどれくらいですか?

週に4回通っていますが、来月から週5回に挑戦します。

就職活動への意気込み

今はまだスキルアップ中のため深く考えていませんが、絶対に正社員になって両親に報告して喜んでもらいたいです。頑張ります。

就職者にQ&Aコーナー

事務のお仕事に就職したばかりのEさん

にじを利用することになったきっかけは?

主治医の紹介

就職活動や職場でためになったプログラムは何でしたか?

日々のプログラムが全体的に役に立っていると感じています。

利用期間はどれくらいでしたか?

2年間

一言

就職したばかりで不安もありますが、にじでの2年間を糧に乗り越えていければいいなと思います。

事務のお仕事に就職して半年程のCさん

にじを利用することになったきっかけは?

図書館でちらしを発見しHPを見て問合せをしました。

就職活動や職場でためになったプログラムは何でしたか?

日々のプログラムが全て役に立っています。ビジネスマナーやコミュニケーションゲーム、ユニークなプログラムに参加してきたことが色々な場面で活かされています。

利用期間はどれくらいでしたか?

半年間です。

一言

今仕事がとても楽しいです!以前の私には考えられないような生活を送っています。
今の私があるのは、厳しくも優しくも支えてくれたにじの職員の方々や当時の利用者さんとの楽しい日々があったからだと思います。今にじの訓練が辛いと感じている方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、今私は最高に人生を楽しんでいます。あなたももうすぐですよ。応援しています。

医療関係のお仕事に就職して1年程のDさん

にじを利用することになったきっかけは?

主治医の紹介です。

就職活動や職場でためになったプログラムは何でしたか?

面接対策講座やSSTです。

利用期間はどれくらいでしたか?

1年です。

一言

私はプログラムの他に、自分の興味のある資格取得に励みました。
調剤薬局事務の資格学習にとりくみ、プログラムもしっかりと参加した結果、第一希望だった医療関係の仕事に就職することが出来ました。これから先も不安がないわけではございませんが、今は職場の人間関係も円滑にいっており、仕事の内容も大変満足しています。慣れに惑わされず、自分の仕事に誇りを持ち、社会の一員として会社の役に立つ人材になりたいと思います。

こんなことありませんか?

就労できない問題点

働くことに関するお悩みを、ひとりで抱えていませんか?
お仕事について相談してみたいときに、
「就労移行支援という選択肢があります」

就労移行支援は就職活動の
ベストサポーターです

安心サポート

一人ひとりのご希望にそって就職までの道のりをご案内します。

ステップ1

個別支援計画

Planning

まずは相談してみよう

就職への準備を始めましょう。
まずは、生活リズムを整えつつ、自分の得意不得意や、就職に必要なスキルを学びましょう。

ステップ2

企業実習

Learning

「働く」を体験してみよう

企業体験実習を通して、どのような職業や働き方が自分に合うか確認します。
成功体験を積み、働くことに自信をもつステージです。

ステップ3

就労活動

Thinking

さあ、活動してみよう!

本格的に就職活動をスタートしましょう。
スタッフも書類添削や面接練習、面接同行などで全体的にサポートします。
就職を実現しましょう。

ステップ4

支援ネットワークの連携

Networking

働いてからもあなたをサポート!

企業や関係機関との連携サポートが、あなたの長期就業を可能にします。
仕事や人間関係で悩んだ時も安心して、ご相談ください。
新しい生活を始めましょう。