【中野坂上】12月22日 声の影響のプログラム(後編)

こんにちは!
にじ中野坂上です。

さて、前回のブログでは声の影響力
そして気持ちの良いコミュニケーションを生むためのテクニックとして

・声の方向(相手のほうをちゃんと向いているか)
・声の距離(相手に対して適切な距離で声を届けられているか)
・声の幅(相手に対する適切な意識を持って話しているか)

この三つの要素などについてのお話をしました。

では、今回はそんな声のコミュニケーションを鍛える為に、行った簡単なゲームのご紹介。
「一筆書きで声の“ルート”を作る」というものです。
先ずは、下記の図をご覧ください。




まず、六人くらいで輪になり「声のルート」を一筆書きで作っていきます。
最初は「その人の名前」を呼び合う所から始めると良いかもしれません
1さんが「3さん」と呼び、呼ばれた3さんが「5さん」と呼ぶ。
5さんは「6さん」を呼び6さんが「2さん」を呼び……
と、これを繰り返します。

ポイントとしては
相手の声をしっかりと聞く。
自分が呼びかけるときにはしっかりと相手の方を向く。
と言う所に注意して行ってゆきます。

さて、ある程度慣れてきたところで、
このゲームのもう一つの遊び要素が出てきます。




今度は「声のルート」と並行して「物の受け渡しルート」
声を掛け合いながら、決められたルートでボールの受け渡しを行う。

つまり、声が飛び交う中でもう一つタスクを増やして行動をするといった状況が生まれます。
この時に注意しなければならないのが声の幅です。
「この声を届けよう」とむやみに大声を出すと他の人の注意をそいでしまう恐れがあります。
ここで、上記に話をした「適切な距離、適切な意識」が目に見える形になるわけです。

普段の仕事の中でも、例えば

・話している最中の上司に声を掛けなければならない。
・三人の人を相手に、自分が何かを伝えなければならない。

等々「コミュニケーション」と言えどその時の声量や意識は状況によって変わります。
この訓練は、巷でよく言われる「相手への意識」という漠然としたものを可視化するためのプログラムとなっているのです。

さあ、長々と説明しましたこのゲーム。訓練としては勿論の事、ゲームとしても盛り上がるものとなっておりますので、興味のある方は是非トライしてみて下さい!

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