【練馬】8月18日 会社のルールVS個人の特別な事情!?

こんにちは、にじ練馬です!
なんだか長いブログタイトルです…

本日はモラルジレンマのプログラムが開催されました!
実は今日のブログタイトルは、今日のモラルジレンマのテーマです(^^)

改めまして、本日は
「会社(組織)のルールVS個人の特別な事情」
というテーマでモラルジレンマを行いました。

とある出来事に対して、「その場合は絶対こうすれば正解だ!」と単純明快に答えが出せることもあれば、
「この立場に立てばこう考えられるけど、あの立場だとああいう風にも考えられる…」となる場合もあります。

モラルジレンマとは、そのような判断の難しいエピソード(作り話)を複数の参加者で読み、
自分だったらどう考えて、どういう決断を下すか?他の人はどう考えて、どう結論付けるのか?
を皆で話し合うというプログラムです(^^)/

このような話し合いは、状況に合わせて自分なりに正誤や善悪を考えなくてはならないため、
道徳心を養うのに有効だとされています。

また、話し合いを通じて、「ひとつの出来事に対して、人によって本当に色々な考えがある」
と実感する良い機会になります。

就職すると、色々な性格の人・色々な考え方を持つ人に囲まれます。
ひとつの物事でも人によってどう思うか違うんだ、と理解しておくことは、就職先での人間関係を良いものにするためにとても大切です(^^)

こういった理由から、就労移行支援にじでは定期的にモラルジレンマを行っています!
ご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ03-6914-8780までご連絡ください。

さて、今回のモラルジレンマですが、具体的にはこんなエピソードでした!

Aさんは会社のシステム管理者。
Aさんの勤める会社は情報管理にとても厳しく、19時を過ぎると、会社のすべてのパソコンをシャットダウンしなくてはいけません。
いつもの通り、Aさんが「すべてのパソコンはシャットダウンされてるかな?」と社内の見回りをしていると、まだ1台パソコンが動いており、そこには古株社員のBさんがいました。
Aさんが「もう時間ですよ。パソコンのシャットダウンをお願いします。」と声をかけると、Bさんからこんな返事が返ってきました。
「あと1時間だけ、特別にパソコンを使わせてくれないかな?明日、○○社への新商品のプレゼンがあるんだ!その準備があとちょっとでさ!」
○○社とは、誰もが聞いたことのある超有名企業です。おそらくこのプレゼンが成功すれば、Aさんの勤める会社は一躍有名になるでしょう。
もしあなたがAさんなら、Bさんにパソコンの使用を許可しますか?しませんか?

…いかがでしょう?
基本的にはルールを守るべきですが、この場合、「事情が事情」とも言えそうです。
どのように考えて、どんな結論が出せるでしょう?

参加者の皆様は、
・もしルールを破ってトラブルが起こったら、自分では責任が取れないから許可しない。
・「事情が事情」だと都合によってルールを免除するなら、そのルールはルールと言えるのか?だから許可しない。
・Bさんは古株社員とのことで、会社からの信頼もあるし、パソコン操作やデータ管理にも慣れている。この場合は、特別許可しても良いと思う。

などの意見を挙げて下さいました(^^)
モラルジレンマでは、皆様の答えに正誤を付けることはしません。
あくまで、「この人はこういう考え方をするんだ」という考え方の多様性を学ぶプログラムだからです。

今回は更に、エピソードのようなことが本当にあったら、どうするのが良いのか?を話し合い、
結果として、「その場でAさんBさん双方の上司に電話などで連絡をし、事情を説明して特別許可をもらっても良いか尋ねる」とのアイディアが出ました(^^)
いつか似たようなシーンに出くわしたら、ぜひ今日の学びを応用してくださいね!

にじ練馬では月に1度のペースでモラルジレンマのプログラムを開催しております!
ぜひ、03-6914-8780までお問い合わせのうえ、見学にいらしてください!

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