【練馬】8月17日 怒りにつながる6つの考え方を学ぼう

こんにちは、にじ練馬です。

本日は、アンガーコントロールのプログラムを行いました。
アンガーコントロールとは、怒りを自分なりに管理・統制する方法を学ぶことです。

喜怒哀楽を素直に表すことはとても人間らしいことです。
しかし怒りに関しては、その都度ストレートに表していると、他者とのトラブルに繋がりますし、
何より「怒りを爆発させてしまった」「他者に八つ当たりしてしまった」等の
自己嫌悪や自責(自分で自分を責めること)にも繋がります。

他者を不用意に傷つけないため
そして、
自分を守るため

定期的にアンガーコントロールを学ぶことが大切と考え、
にじ練馬では月1回、プログラムとして開催しています。
ぜひ、お気軽に見学にいらしてください(^^)/

さて、本日のアンガーコントロールでは、怒りに繋がりやすい6つの考え方をみんなで学びました。

その6つの考え方とは…
・ビリーフチャンプルー
(自分の要求と相手の権利、そして、義務をごちゃ混ぜにしてしまっていませんか?)
・自分ルール
(自分の考え方や価値観が、いつも絶対正しいつもりでいませんか?)
・為せば成る
(他者の至らない点について、「工夫すればなんとかなるんだから、どうにかしろよ!」と思っていませんか?)
・正義の味方
(他者を裁こうとしていませんか?正義感は大切ですが、強すぎるとあなたの苛々を増やす原因になります。)
・二元論
(物事に対して、もしくは誰かとの関係について、いつも白黒はっきりさせようとしすぎていませんか?)
・悲劇の主人公
(冷静になれば小さなミスや些細なすれ違いなだけなのに、感情的になってオーバーに考えていませんか?)

といったものです。

わたし(職員)も自分に思い当たる節がありますし、
参加者の皆さんも「自分、これとこれあるかも。」「全部少しずつ当てはまると思いました」などと発言なさっていました。

こちらをご覧の皆様のなかにも、「言われてみればまあ、自分もこの考え方してるかもな…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

そう思った方でもご安心ください。
人は誰でも怒りや小さなイライラを感じます。

大切なのは、自分の怒りやイライラがどのパターンから来ているかをある程度理解し、
次回、何か苛立ちを感じたときに、その原因となった出来事に対して今までと違う視点で考えられるか?
ということだと思います。

例えば、会社にて…
Aさんは朝、いつも私に挨拶を返さない。自分からも挨拶してこない!
そのくせ、昼休みになるころには昨日のTVの話題とかを呑気に話してくる。
自分が話したいときだけ、都合よく話しかけてくるなんて!

ということがあったとします。
これを、
・朝の挨拶はするべきだろ!
・私と話すのか話さないのか、どっちかにしろ!
・Aさんが朝の挨拶を返してこないから、1日気分が悪い!

…などと思うと、自分の心に苛々がメラメラと燃え上がってきます。
(無意識に上記のように思ってしまって当然なのですけどね。)

でも、意識してこんな風な視点を持ってみるのはどうでしょう?
・ひょっとしたらAさんは低血圧など、自分が予想できる以上に朝が辛いタイプなのかも。
・そうすると、昼くらいから段々体調が整ってくるのかな?
・それなら「朝の挨拶してこないなら、私に話しかけるな!」と白黒付けすぎなくてもいいかな。
・そういえば昨日の昼に食べたカレー結構美味しかったし、1日全部が悪い日だったかと言うと、そうでもないか。

といった感です。

Aさんが本当に低血圧かどうか、それはわかりません。
でも、こんな風に考えてみることで、自分自身の気持ちが少し楽になることもあるのではないでしょうか?

就職すると、職場には本当に色々な性格の人・様々な考え方を持った人がいますので、
お互いに悪意はなくとも、どうしても人間関係のストレスは生まれがちです。

そんなときに、疲弊しないため・他人と無為なトラブルにならないため、
上記でご紹介した「怒りにつながりやすい6つの考え方」を知っておくと、いつかどこかで役立つことと思います(^^)

就労移行支援事業所にじでは、定期的にアンガーコントロールのプログラムを開催しています!
当ブログをご覧になり、プログラムご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ03-6914-8780までお問い合わせください。
お待ちしております!

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