【鶴見】10/23(水)外出プログラム(横浜美術館)

こんにちは。にじ鶴見です。

私は先日、上野の森美術館へとゴッホ展に行って来ました。
今回の目玉は『糸杉』の絵だったのですが、絵の具が何層にも塗り重ねられていて、
実際に見た糸杉の絵は迫力が凄かったです。
それからゴッホの初期の絵では色が暗いものが多いのですが、
『鳥かご』の絵が私はとても好きでした。
小枝が何層にも重ねられた鳥かごは色が茶色で暗いのですが、
絵の具が重ねられた事により、角度によって輝いて見える箇所があり、
どのようにしてゴッホはこの絵を描いたのだろうとずっとじっくりと観察し、
眺めていたいなと思うほどの素晴らしい作品でした。
それから印象派となり、ひまわりを描いたりなど色が明るくなっていく中で、
体調を崩してしまい、精神病棟に入院し、精神病棟を描いた絵が展示されていました。
その絵を実際に見るまでは色は明るく描かれていてもとても暗い絵なのではないかと
思っていたのですが、その絵も絵の具が重ねられ、
病院と共に樹木と花壇が描かれ、不思議な事にその地面は雨あがりのように光り輝いているのです!
この絵を見て、私は絵は実際に見て感じるものなのだと改めて感じました。
来年の1/13までゴッホ展は開催されているようですので、ご興味のある方は是非行ってみて下さいね。

さて、前説が長くなりましたが10/23のにじ鶴見は横浜美術館へ外出プログラムに行って来ました!
今回の企画展は『ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』。
前述のとおり、印象派が好きな私にとってはみなさんと絵を見に行くこの機会をとても楽しみにしていました。
パリに恋した12人の画家たちとはルノワールの他にもシスレー、モネ、セザンヌ、ルソー、マティス、ピカソ、モディリアーニ等、
そうそうたる顔ぶれが出展されていました。
シスレーはとても綺麗な風景がを描くので、売れたのだろうと私は勝手に思っていたのですが、
ゴッホ同じく生存中は絵があまり売れずに苦労したという事が解説に書かれており、とても意外でした。
セザンヌの描くりんごはやはりさすがだなと思いました。
今回の展示で私が1番印象に残った絵画はモディリアーニの描いた画商のポール・ギヨームの肖像です。
ポール・ギヨームはモディリアーニのパトロンになってくれた人物だそうです。
とてもかっこいいなと思いましたし、お世話になった人に対して感謝の気持ちを込めて
絵を描くというのは素晴らしい事だなと思いました。
この絵を見て、私も好きな人やお世話になった人をモチーフにしてまた絵を描き出してみようかなと思いました。

今月はまた10/28に外出プログラムを開催します。
10/28は川崎で行われているイベントの『宝ッシュ』というものに参加をし、
ウォーキングを兼ねてみなさんで宝探しをしたいと思います。
にじ鶴見はいつでも見学を受け付けています。
是非ご参加下さい。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL